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洗車の基本をマスターしよう(初級者編)

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大切な愛車をしっかり輝かせるために、これだけは押さえておきたい洗車の基本。
ただ単に水とスポンジでゴシゴシ洗えばいい、なんて思っていませんか?
洗車する日の天候、カーシャンプーの選び方、汚れによる洗い方のコツなど、知らずにいると大切な愛車をキズつけてしまうかも・・・
愛車のためのいつもの洗車が逆効果になっていないかどうか、次にご紹介する各ステップは
要チェックです!

ワックスはかける?かけない?

ワックスはかける?かけない?

ワックスをかける、こんなメリット

左側:ワックス塗布済み 右側:ワックス無し

ワックスは、車体の艶出しのために使用します。カーシャンプーを使ってのボディー洗浄で車体の大体の汚れは落とせますが、経年劣化などで艶を失ったボディー表面を輝かせる力はありません。失われたボディー表面の艶を見た目上に復活させることが出来るのが「ワックス」なのです。

最大のメリットは、塗って拭くだけで艶が改善するということ。さほど難しい作業の必要もなく、誰にでもカンタンに塗布が可能です。

ワックスは暫定ケアと位置づけよう

ワックスの難点は「持続性」がないこと。
荒れたボディー表面をワックスの薄い膜で覆って艶を出すため、風雨にさらされるとすぐに元に戻ってしまいます。
そのため、洗車のたびにワックスを塗り続けることになりますが、ワックス塗りを繰り返すと次第に愛車のボディーは酷い油膜状態に。汚れが付きやすくなったり、逆に艶を失う原因となってしまいます。

ワックスはあくまでも車体の艶出しのための暫定ケアと位置付けましょう。失った輝きを取り戻す本格洗車ケアは、上級者編にてご紹介します。

ワックス選びのポイントは?

ワックスは、一般的に大きく分けると、固形・半練り・液体タイプの3種類。
どれを選べばいいか?というと、ワックスの目的は艶出しなので、「固形タイプ」を使用するのが一般的。
水垢除去などの機能を持たせた半練りタイプや液体タイプの製品もありますが、研磨剤(コンパウンド)が入っていることが多く、車種によってはムラの発生する可能性があるため、選ぶ際には十分に検討を。

塗り方のポイントは?

「ワックスがけ」で一番気をつけることは、極力薄く満遍なく塗ること。
ワックスやコーティング類は、厚く塗っても塗装表面に定着できる量は決まっています。塗り残しなく、かつ極力薄く塗ることがポイントです。

厚塗りをすると、ムラが発生しやすくなるばかりか、必要以上に塗装表面に残ったワックスは、水垢などの汚れを吸い寄せてしまう原因に。百害あって一利なしです。

塗り方のコツは、縦と横だけの動きで塗り・拭きすること。塗るのも拭くのも "縦縦・横横"、がコツ。円を描くように塗ったり拭いたりするのはNGです。